ちょっと追記

あそこで抜かなくても後で抜けた、というバリチェロの発言をそのまま受け取っている方もいる。前のスティントで、琢磨はたしかにラップによっては1秒近くバリチェロより速い場合もあった。しかし、残り周回から見るとミシュランのタイヤのドロップオフでラップタイムが伸びない時期が10周近く続く。新しいタイヤでラップが伸びるのは2周くらい。私は、あそこでしかけなかったら2位にはなれなかったと思う。しかけても2位になれる確率は高くはなかったが、だからといってそのまま3位入賞狙いでは森脇さんが言うように「レースをやってる意味がない」のではないか、と思うわけです。

あと、今回琢磨とバトンはスタートがよくなかった。やはりクレームを受けてソフトウェアに手を入れたのが影響したんじゃないかと思う。