あんなにゆっくりやってるのに…

昨年度は6億4216万円を紛失!全国の郵便局で

日本郵政公社は5日、全国の郵便局で2003年度に現金を紛失したケースが21万5346件あり、紛失総額が6億4216万円に上ることを明らかにした。
窓口で貯金を余計に払い戻したり、顧客から預かった現金をどこかで紛失するなど初歩的なミスが多いとみられている。
公社によると、現金紛失は、2002年度が27万1983件で7億7852万円、2001年度が32万8090件で9億8248万円だった。
毎年減少傾向にはあるが、依然多額の現金がなくなっているわけで、金融機関としての信用問題にもなりかねず、今後の民営化論議にも影響する可能性がある。
郵政公社はこうした事態を受けて、現金の受け渡しを自動的に記録する「現金管理機」の導入をさらに進めるほか、現金紛失をした職員を対象にした再研修を実施し、事故の再発防止に力を入れたいとしている。(読売新聞)

以前、郵便局に住所変更の手続きに行ったら、1時間近くかかった。確かに次々に客が来るのだが、それぞれの要求している処理はたいしたことがないのに、えらく時間がかかる。とにかく一回あたりの処理が遅い。そのため、客が増えるとたちどころにバックログが大量にたまってしまう。客をたくさん待たせているのに、まったく関係なさそうなことやってるヤツがいる。人を待たせている、という感覚がないんだろうな、と思いながら、お役所仕事というのはこういうことなんだろうな、とある種の感慨に浸っていた。

しかし、ゆっくりやってるだけに失敗は少ないんだろう、と思ったらこれだ。どういう感覚しているのか。現金「紛失」した職員の再研修とかバカなことはやめて、給料から引いたらいいじゃん。「紛失」しなくなると思うよ。