ドイツGP 決勝

見所の多いレースだった。ただ、トップ以外だが。ミハエル・シューマッハ強すぎ。
モントーヤはスタート大失敗。琢磨もよくない。バトンもほどほど。しかし、ルノーはあんなにスタートがよくても注意されず、BAR だけ指摘されてシステムを変更させられるってーのはどんなもんだろ。レギュレーションの解釈の問題じゃないのかな。いやだね。

いきなりバリチェロフロントウイング落としちゃうし、ライコネンはおととしくらいのミナルディみたいに走行中にリアウイングがよそに飛んでいってしまってスピン、大クラッシュ。実力があるのは認めているが、あんまり好きなドライバーではない。しかし、さすがにこれはかわいそう。

琢磨は第3スティントあたりにピークがあった。ピッツォニアウェーバー、ツルーリを抜いたところは見ものだったが、第4スティントでは逆にウェーバーピッツォニアに抜き返された。CS フジの放送で、森脇さんが言っていたように、ミシュランはタイヤセットごとの性能にばらつきがありすぎるのではないかな。それをうまく使いこなす必要があるのだろうけど、アロンソも苦労してたみたいだし。簡単ではなさそうだ。しかし、琢磨のいいところも悪いところも出たレースだったな。

しかし、BAR の二台。やはり経験だけでなく、今のところはバトンの方が一枚も二枚も上手に見えてしまう。チームとしても、バトンを完全にメインに考えているようだ。琢磨の最初のピットインのタイミングは決してよくなかったように思う。あきらかにバトンの前に琢磨がいたから、どかすためにピットインさせた感じがする。結果的に、バトンが二位になったのだから、その判断は正しかったと言えるのだろう。