NHK 職員による使い込みやらがいろいろ出てきているが、いまさら、という感じ。
もともと、受信料という形でハードウェアの抱き合わせで勝手に金を徴収すること自体、放送法に基づいているとはいえ、常識として不正だろう。ドラクエにクソゲーをつけるくらいで公正取引委員会から怒られるのにさ。
また、どんどん守備範囲を広げて、放送のみならず出版や、さまざまなイベントを主催して民業を圧迫しているのは、今問題になっている郵政公社とどこが違うのか。
はがきは、宛名を書けばだいたいはそのあて先につくが、NHK に自分の希望する番組の内容を書いて送っても、そんなもの無視されるだけだぞ。どっちが悪質か。
NHK は良質の番組を作ってるって、民間放送が 0 から営業活動して、やりくりしている制作費を、なんの努力もなく毎年 6,000 億円以上自動的に手に入れることができるやつらが、その潤沢な資金を使って、どんな番組作っても、それを彼らの努力とするのは大間違い。NHK の番組の中に良質のものがあるとしたら、誉められるのは、NHK の職員よりもはるかに少ない給与で働きながら、お上の決めたことだからと受信料という半税金をまじめに支払っているお人よしの人々だろう。BSアニメ夜話面白かったよ。ありがとう。
良質の番組？公平な報道？
バブル時代に多くの問題が日本経済に発生して、先行きが危険なことや、税金の多くを数々の自分の仲間である特殊法人や、さらにその天下り先の泥棒企業が、湯水のように無駄遣いしている事実を知っていながら、国民に伝えず義務を怠ってきたのはどこのドイツだ。オランダ。
民間放送は、あくまで企業の手先だから、強いものの側について事実を隠蔽してきたとしてもしかたない一面はある。道義的にどうかと思うが、最終的には「資本」の犬だから。しかし、庶民から金を搾り取っておきながら、言ってみればその「敵」である、霞ヶ関や永田町やその他地方のそこここにある、分不相応に立派な建物に巣くっている泥棒たちの広報機関と成り下がっている NHK が良質の報道をしてきたなんて、どの口で言うのだ。どこが公正か。いいかげんにしろってんだ。
早く名実ともに国営放送になって、正直に「政府の広報機関」でございますとカミングアウトしろ。この泥棒が。
