忘年会と送別会

忘年会と退職する方の送別会を兼ねて、なんばの「あんぷる」で、しゃぶしゃぶ。会社から組織内の親睦を深めるための補助が1万円支出されるので、それを使ってゆったりとした食事。ただ、思ったより普通の店だった。それほど高級感はなし。

朝からひどい頭痛と、むかむかしていて、どうかと思ったが、会社から補助が出るめったにない機会だからと、死ぬ気で出かけた。食事自体は十分堪能した。フロアに、4人がけのゆったりした低いテーブルがあるタイプの座敷風の部屋。

ただし、部内で一種のアンタッチャブルとして扱われている人と同じテーブルになってしまった。せっかく早めに着いたのに、何の因果か彼が私の座っていたテーブルに来たのだ。会話はできないし、他の人は寄り付かないしで、遅れて二人の管理職が来るまで、たいへん気まずい状態で、二人っきりで無言で食事に集中した。ある意味味覚だけに集中できたことは幸いだった、と思うしかない。

彼は42歳なのだが、会社に入って30年経っていると言い張り、自分は管理職クラスの直前までいったが、誰かが人事データを書き換えて、平(ホントに何の役職もない)になった、と信じている。