クロちゃんとサーヤ

二度婚約発表が延びた上に、やっと実施した発表は奈良女児誘拐殺人事件の容疑者逮捕と同じタイミング。ことごとくタイミングに恵まれない二人である。
たぶん、この会見について、誉めそやすエッセイやら社説などが発表されるんだろう。美しい日本語だとか、完璧な敬語だとか。反対するつもりはない。というか、クロちゃんの受け答えは見事だったと思う。ご学友や知人から少し下を見たようなコメントばかりされている、少なくとも私にはそう見えた、クロちゃんだが、記者からの質問に対し見事に整理して端的に答えていた。
敬語についてはものすごく難しい状況だ。相手は皇族だが、直に皇族ではなくなる。しかし、自分との結婚が予定された相手。そんな状況で、どういう敬語を使うべきか。こりゃ難しいと思う。よくぞ大きな破綻なく話せたものだ。さすがである。