昨日見忘れたので、今日の14時からの再放送を録画しておいた。帰宅してから再生して観る。
気になったところをメモしておく。
まず F1 と関係のないこと
- 渡邉卓哉アナウンサー。いきなり番組の最終回に初登場。
- ほとんど海外生活の川井ちゃんの「郵便局って今なんて言うの。管轄はどこ？」という質問に「郵政公社」や「総務省」という言葉が出てこない渡邉アナウンサーと大林素子は F1 と関係なく社会人としていかがかなものか。
- 最終回なので、この番組を観るたび思うことを書いておこう。この番組の音楽の趣味が疑問だ。オープニングもへんてこなユーロビートっぽいへなちぇこな曲。グランプリパドックでは、その時点でのヒット中の曲がかかることが多いようだが、F1 のシーンとまったく合わない曲ばかり。もう少し大人の曲をかけてくれないものか。
川井ちゃんによる、マレーシアGPでのトピック別解説
- 予選第1回目の感想
- ブリヂストンが足を引っ張ってしまっているのが印象に残った。フェラーリの車体よりもタイヤの影響が大きいのでは。
- トヨタの好調
- 空力パーツをたくさんつけているため、ダウンフォースと抵抗の比率がルノーほどよくない。リアタイヤに負担をかけないため。単独では速いが、集団で走ると抜けない車かもしれない。
- ルノーとトヨタが好調
- ガスコインは鼻が高いだろう。前のチームがトップ。今のチームが二番手。
- ミシュランが偶然見つけたもの
- マレーシアのレース後、川井ちゃんがミシュランのデュパスキエ氏に聴いたところによると、冬のテストのときに抜群にいい特性のコンパウンドが偶然見つかっって担当者が狂喜したらしい。一発が速くて耐久性もある。
- ミシュランタイヤの前倒し投入
- 今回のミシュランのタイヤは、バーレーン用だったがテストで結果がよかったので前倒しで投入して全チームが使用した。
- ヴィルヌーヴのスピン&コースアウト
- ドライバーのミス。ザウバーのマシンではブレーキングに悩んでいる。テストで十分にマシンに乗れないのもつらい。
- ホンダの2台のトラブル
- 土曜日の4回目のフリー走行でバトンが走れなかった原因と同じ。油圧センサー部分からのオイル漏れ。「人間系」の設計ミスらしい。データを取れないことを覚悟して油圧センサーをはずしてしまおうとも考えたが、レギュレーション上次のグランプリまでの間にはずしてはいけない部分の奥にあり、いったんはずすとバーレンでもはずしたまま走らせる必要があるので断念した。結局そこに問題が発生した。研究所では解決済みの問題。
- ライコネンのマシンのタイヤに発生したトラブル
- タイヤバーストではなく、空気圧の調整バルブの問題で急激に空気が抜けたため。一回目のピットインの際に空気圧を変更したことが影響しているのでは。ミシュランのタイヤには週末一切問題が発生していない。ブリヂストンも速さはともかく耐久性については一切問題がなかった。
- アロンソ
- ドリンクボトルが機能しなくなっていて後半水分補給ができなかった。
- フィジケラのウェバーとの接触
- フィジケラが勢いよく突っ込みすぎてコーナーを曲がりきれず4輪ともロックしている。そのままウェバーにぶつかってしまった。これがなければ、本来ウェバーが3位だったはず。
- ヤルノ・トゥルーリがシャンパンファイトしなかった
- 救急隊員の友人がトスカーナで消化作業中、登場していた飛行機が高圧線に接触して墜落死してしまいシャンパンファイトをする気にならなかった。
- 第1戦のBARの意図的なリタイヤに非難ごうごう？
- フジテレビのディレクターの要望で、各チームにホンダの意図的なリタイヤについて意見を確認したが、日本で報じられているような批判はほとんどなかった。唯一マイク・ガスコインのみが批判的だった。ほかは皆「理解できる」という反応だった。
- フェラーリ3連敗
- 昨シーズンのブラジルから。ミハエルの脚の骨折以来の出来事。
- ラップタイム分析
- ミハエル、アロンソ、ライコネン、ハイドフェルド、トゥルーリを比較する。第一スティント、ミハエルが各周回ともアロンソの間でちょうど2秒程度遅い。前の車に引っかかっていたわけではない。これだけ差がある。第1スティントの後半でほとんどのマシンの最速ラップが出ている。第2スティントは比較すると全体的に第1スティントよりも遅くなっている。やはり徐々にタイヤの「たれ」が発生しているのは確か。ただ大したことはない。ハイドフェルドは第2スティントの最後に最速ラップ。ハイドフェルドはタイヤを持たせすぎ。
- 視聴者からの質問その1。一回目の予選でも燃料セーブするようドライバーに指示しているのはなぜ？
- 二回目の予選で燃料をセーブするよう無線でドライバーにピットから指示するのは理解できるけど、なぜ1回目の予選で燃料セーブさせようとするのか。それは、もともとギリギリの燃料しか積んでいないため。
- 視聴者からの質問その2。レッドブル好調の原因は？クリエンとリウィッチは交代するのか
- それほど速くはないが、エンジンパワーが結構出ている。2戦目でクリエンにクルサードが成績上ひっくり返されたので、むしろクルサードを降ろしたほうがいいかも。
- 視聴者からの質問その3。BARの不調の原因は
- マシンの出来が悪いわけじゃない。それなりのペースで走れている。たんなるミス。
番組の最後に総務省がらみの話題が再度出ていた。
