大阪市長選 誰に入れたらよいのかわからない

昨日のテレビ番組でも取り上げられていたが、とにかく日本で最悪の泥棒集団大阪市役所。ここのトップを選ぶことの出来る唯一の機会が今日。
勇んで目当ての候補に投票したいのだが、誰に投票したらよいのかわからない。
既得権を持つものに対するアンチの立場で民主党の候補が期待できるかといえば、どうも、大阪市役所の組合と癒着しているにおいがプンプン。しかも、ホームページを観ると、あのひどい埋め立て地無駄使いトライアングル島のひとつ咲洲をさらに開発するようなことを言っている。これは怪しい。あのあたりは、あきらかに大阪市の役人の天下り泥棒団体第三セクタの集まったお化け屋敷みたいな場所で、無駄使いの聖地だ。今後も金をぶち込んで大阪泥棒小役人の皆様を手厚くもてなすつもりなのではないか。

さて、翻って前市長を見ても、こちらも怪しい。というか、市役所生え抜きという時点で問題外として処理せざるをえない。しかし、任期中に大平助役にしたり、オンブズマンの代表に問題追及の権限を与えたり(実際は大平助役のアイデアのようだが http://www.otemae-law.org/index7.htm)、ポーズなのか本気なのかよくわからない態度を続けている。今回の選挙の意図もわからない。組合との決別を目指しているというなら、まあわからんでもない。しかし、それらすべてが仕組まれたものである可能性も高い。

共産党は、悪いが、いずれにせよ捨て票になってしまうので入れたくない。

どうしたらよいのか。困ったものだ。

こういうときに、民主党がまともな候補を立ててくれたらよいが、期待できないようだ。
私も連合大阪に金を上納している組合員だが、大阪市役所関連の組合は連合大阪から除名するとか出来ないのか。とにかくひどすぎる。役人の組合と、民間の組合は立場から何から違う。少なくとも現在の待遇を見ればわかるが、役人の組合は役所の内部機構と利害の対立がないから組合の位置づけが民間とは違うはずだ。だからこそ、歯止めのない厚遇の積み重ねが出来るわけだ。連合ももうちょっと考えろ。バカ。
まあ、民間企業の御用「組合」が腐りきった組織体であることは、関係しているものはみんなわかっているわけだが。

とにかく、今回の選挙、どちらにせよいい方向に向くとは思えない。結局今の批判から眼をそらさせるための眼くらましに過ぎないだろう。
両足を切り落とされるほうがいいか、両手を切り落とされるほうがいいか、という選択に近い。選挙ではベストではないにせよ、ベターなほうに投票するのは仕方がないが、バリバリのワーストとムチャクチャワーストしかない場合どうすればよいのか。
どちらも絶対嫌だけど、どちらかを選ばなきゃならないわけで、ひどい選択を迫られちゃったなあ、というのが実感。ソフィーの選択じゃないんだからさ。マンションを大阪市内に買ったのは失敗だったかな。泥棒にちょろまかされることがわかってるのに税金を払うなんて嫌でたまらない。