昨日、ハーラン・エリスンの「世界の中心で愛を叫んだけもの」を読んだ。冒頭はウィリアム・スタログという男が毒や時限爆弾を使って無差別殺人をおこなったあげく、最後はフットボールゲームの会場で観客をM-3マシンガンで44名を撃ち殺した、という描写からはじまる。
いやだなあ、同じころ米国のバージニアでは実際にそれと同じようなことをやってしまった男がいて、長崎では暴力団の男が現職の市長を銃撃して心肺停止に追い込んでいたのだ。
世界の中心で愛を叫んだけもの (ハヤカワ文庫 SF エ 4-1)
- 作者: ハーラン・エリスン,浅倉久志,伊藤典夫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1979/01/01
- メディア: 文庫
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