人間の上に鳥の糞が落ちるのを人生で三度目に見た

京都の有名な神社にグループで遊びに行ったとき、女性の一人の頭の上に鳥の糞が落ちてきてびっくりした。本人は本気で嫌がっていた。当たり前だが。
ヨメと一緒に横浜に行ったとき、中華街の近くで雀の糞がヨメの頭を直撃していた。せっかくの楽しい旅行気分がやーな感じになった。

今朝会社に自転車で向かっていると、スーツのズボンの右モモのあたりに何かがぶつかった感じがした。観てみると雀の糞だった。瞬間的に裏地に到達した水分を感じて気持ち悪くなった。微妙に生暖かいのもなおさら腹が立つ。人生で三度目の鳥のフン直撃は自分自身だった。三度目の正直とはよく言ったものだ。
他人に糞が落ちた時にはそこまで感じなかったが、自分に落ちてくると、これがものすごく嫌だということがわかった。やっぱり人の気持ちになって考えるってーのは難しいものだ。残念ながらライフルを持ち合わせていなかったので雀に対する復讐は果たせなかった。残念である。

それにしても、自転車で移動中に糞の直撃を受けるというのは、歩いているときにそういう目にあうのに較べると確率的にはかなりまれなのではないか。糞の面積の一部に体がかかっている時間は、歩いている場合と自転車に乗って動いている時ではかなり違うはずだ。歩いている場合に比べてその糞の面積部分を通過するスピードが速くて、時間的に短いわけだから。
まさにドンピシャのタイミングで糞の下に飛び込んでしまった私が悪いのか。