住宅博

へーベルハウスのモデルハウスに行ってリフォームについて質問してきた。

  • モデルハウスは延床面積300平米超で、うわもののみで1億円以上のもの。商談として1年に1〜2軒あるかないか。
  • 雨戸の電動化は1階〜2階は一組20万円から30万円程度。3階以上は足場の関係もあり価格が上昇する。

屋上緑化については以下のとおり。

  • 3階バルコニーからの螺旋階段にするのが比較的安価。
  • 一般的に防水シートは一層だが、屋上庭園などの処理の場合、二層にする。
  • 柵は新築時に施工する場合は、梁と連結した処理をするが、リフォームの場合はそういうわけにいかないので特殊な処理になる。
  • 屋上は日光や降雨など建物の中でもっとも過酷な環境で、劣化も速い。従来防水シートは15年目に取替えだった。最近は30年持つものになっている。
  • 屋上緑化の場合は水の供給を注意しないとすぐにカラカラになってしまう。自動化する設備を80万円程度で施工可能。
  • 防水シートに二層化、螺旋階段の取り付け、柵の施工などで大雑把に200万円程度の費用になる。

今回、住宅博に行ったのは、屋上緑化を考えたため。結論的に、電気代などの費用削減だけの目的では、280万円程度の出費はナンセンス。
土地がない家に、専用庭を造る、と視点で考えると検討の余地が出てくる。つまり20平米程度の土地を購入すると600万円くらいかかる。それを考えれば、屋上庭園を作るのに300万円程度かかってもペイするという考え方も出てくる。10年点検、15年点検の機会にあわせて施工することを考えてみたい。