あの侵入男がアテネオリンピックのマラソンでひどいことを…

F1グランプリ、2003年のイギリスで、アイルランド人の服装らしきものをした男がコース内に侵入して、一時黄旗処置となったのは記憶に新しい。


2003/7/30

シルバーストーンの侵入者、保釈は却下

 シルバーストーンで行われたイギリスGPで、レース序盤にコースに侵入したコーネリアス・ホーラン容疑者。この件に関しては、精神鑑定の結果が出るまで裁判が延期されているが、裁判所はホーラン容疑者の保釈申請を却下した。

 ロンドン在住のアイルランド人、ホーラン容疑者は、イギリスGPのレース開始後10周たったところで、スチュワードの目をかいくぐってコースに侵入し、ハンガーストレートを走った。彼が、宗教的なメッセージの書かれたプラカードを掲げて駆け寄ったため、ドライバーたちは緊急回避を余儀なくされた。彼は“悪質な不法侵入"の罪に問われているが、この件の裁判は、精神科医の報告を待つため、8月11日まで延期されている。

 検察官は、ロイター通信に対して次のように語った。「この犯罪は、非常に危険なものだった。彼には、自分自身とスタッフ、一般の観客、そしてもちろんドライバーの安全についての配慮が完全に欠如していた」

 しかし、ホーラン容疑者の弁護士は、ホーラン容疑者が以前にも他のメジャーなスポーツイベントで平和的な抗議活動を行ったことがあり、シルバーストーンで自分の主張に注意を引こうとしたやり方については深く反省している、と反論した。

 弁護側のスチュアート・ジェフリー弁護士は、次のように述べた。「ホーラン氏は、自らの行動を顧みる時をもち、その行動が自分のメッセージを損なうものであったことに気づいている。彼は、犯罪を犯すつもりでシルバーストーンに行ったのではない。門が開いているのを見て、その機会を得ただけだ」

 ホーラン容疑者は、裁判が再開されるまで、ウッドヒル拘置所に留められることになる。

Article & Photo provided by Crash.Net・Japan
パナソニックのF1サイト

その他、関連リンク

あの時は、とりあえずマシンに轢かれずによかった、と思っていたのだが、今回、どうせなら轢いてしまったらよかったのに、という事件を、同じ男が起こした。
アテネオリンピックラソンの35km前後の地点で、トップを走るブラジルのデリマ選手の走行を妨害し、コース脇まで連れて行くという暴挙をおこなってしまったのだ。かわいそうデリマ選手!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040829-00000321-yom-spo
この男が今度F1のコースに侵入したら 350km で走るF1マシンでひき殺してしまえ!許す!あまりにひどすぎる。