ベルギーGP 決勝 スタート直後の状態

2ch に投稿した内容を一部修正した上で整理しておく。

スタート直後1コーナー、うまくスタートしてコーナーのイン側を回っているクルサード。それに続いていたバリチェロに、ウェバーが追突してフロントウイングを落とす。ウェバーにつまったマッサがハードブレイキングでスピードを失う。それを避けてイン側に回り込みすぎたトヨタの一台もスピードを失う。この二台の後ろからインを回った琢磨は両者の間を見事に抜けて、芸術的に1コーナーを抜け15位から一挙に8位まで上がる。

このとき、アウト側では、コーナーを回り終えそうになっているライコネンにマッサが追突してマッサのスピードが急に落ちる。そこに、バトンが追突してフロントウイングを完全に脱落させる。

1コーナーでマッサの外側、ライコネンの内側を走っていたモントーヤはマッサに前をふさがれて、琢磨たち数台にかわされる。そのままマッサの後ろについてオールージュへ。

ルノーの2台、クルサード、ミハエル、バリチェロライコネンの次に、オールージュの頂に姿を見せた琢磨はしかし、リアタイヤを破損してスピンしている最中だった。

フロントウイングを失っていたウェバーがオールージュの途中でスピードダウン。後ろにいた琢磨もブレーキングしてスピードダウン。マッサもこの後ろでスピードダウン。そこをついて、モントーヤがコースの右側の舗装部分まではみ出してかわしていく。
オールージュを上りきったところで、ウェバーをかわした琢磨だが、直後で同じように追ってきたマッサがウェーバーの後ろに追突*1。そのため勢いがついたウェーバーの右前輪が、かわされたばかりの琢磨のマシン左後輪に当たって両者破損。琢磨のマシンはコントロールを失い、スピンしながらコースを横切って左側のフェンスにぶつかって止まる。ウェーバーは、右前輪を無くした状態でよろよろと少し先まで走ってコースの右脇に停止。

勢いよく走ってきたブルーニが、琢磨のマシンをよけるため、ブレーキングしながらステアリングを右に切ってそのままタイヤバリアに追突*2。コースにマシンのリア側が飛び出した状態で止まる。パンターノがハードブレイキングでたぶん時速100Km以下に落ちていたと思われるが、結局、ゆっくりとだがブルーニのマシンのリアにノーズをぶつけて停止。ブルーニのエンジンから漏れたガソリン?に火がついて炎が上がる。

*1:F1速報などの雑誌でチェックしているが、マッサが追突したことについては裏づけがない。リプレイ映像ではそう見えたが

*2:ブルーニのコメントによると「チームメイトに追突された」とのこと。ブレーキングしたら後ろにいたバウムガートナーに追突されたということか。