電話加入権廃止:泥棒民営化希望

日本という国が多くの人々の努力にもかかわらず、なぜか借金まみれでひどい状態になっているのは、重要な部分に泥棒が居座り、彼らに財布を預けざるを得ない仕組みになっているからだ。

最たるものは社会保険庁だ。彼らは泥棒である。それ以外言葉がない。泥棒。それだけ。他人の金を不当に奪うのは泥棒だ。手段を工夫して、間にどんな仕組みを組み込もうが、本質的に泥棒だ。まあ、詐欺師と呼んでもいいが、厳密な言葉の定義はどうでもいい。

そして、次の大きな泥棒行為が公然とおこなわれようとしている。それがこの電話加入権廃止だ。これは誰の都合でおこなわれるか、そしてそいつらが得する代わりで誰が損をするか考えてみればいい。
得をするのは、NTTだ。元電電公社の役人崩れだ。国民の財産をほとんどタダで払い下げてもらったくせに、自分たちの企業が優秀だと思ってる勘違い野郎の集まったクソ企業だ。ここが、自分たちのツケを、利用者に回そうとしてる。
事業を独占していたときに、利用者の足元を見て吹っかけてた負担金。加入するときに、この権利は要らなくなったら売れますから、とか言ってなかったか。俺は聞いたぞ。それをチャラにしようとしてる。つまり長い期間通じて、やつらは空手形を売り続けていたということだ。しかも、手形を発行し続けて、最後に自分が倒産して空手形になるならわかる。それはある意味仕方がないだろう。しかし、NTT社員はボーナスもらっとらんのか。給料を一律20%カットされとるのか。そんなことないだろう。日本経済に本当に貢献してきた多くの企業、中小企業の社員よりもはるかに高額の給与をもらっておきながら、なぜ自分たちが発行してきた手形を無効にできるのか。意味わからん。
今までどおりの価格で取引できるよう、NTTがこの制度を続けたらいいわけだ。しかし、やめたい。そのため価値がなくなるから、チャラになる。
なぜやめたいのか。それは、競合する相手がはるかに安い価格でサービスを提供するからだ。そのため、自分たちの競争力がなくなる。だから、やめたい。
それは、キミらの勝手やろ。ほんとに純粋に自分たちの都合だけだ。自分たちの都合だけを考えて欠陥車を売り続けた三菱自動車とどこが違うのかわからん。企業の社会的責任なんてものが強く意識されるこの時代、自分の都合だけで客の資産を勝手に0にする。
それが許される立場、それがこの国で甘い汁を吸うために必要なものだ。
自分から嘘っぱちの投資話にのって、金をスっってしまう。それなら、あきらめもつく。しかし、この国の場合、パブリックサービスと思われるもの。公正な立場で考えられて作られていると予想されるものの中に、なぜか泥棒がたくさん潜んでいる。これはまるで、後進国のままである。自動車免許の時の安全協会にせよ、電話加入権にせよ、公的なサービスに一部の寄生虫、泥棒の私的な利益を保障するためのしくみが組み込まれているのだ。公的泥棒補助政策である。公的泥棒国家ニッポンである。
せめて公的な泥棒のいない国はないものか。泥棒はもちろんいないほうがいい。しかし、無理なら、せめて民営化を希望する。