NHK の映画投資

別に何の意味もないのだが、メモしておく。

クライシス2050(1990)
学研と共同で70億円以上。配給収入は公称日本国内14億円。海外では記録なし。NHK職員である川田武が原作を書いた。こういう場合、原作や関連商品の売り上げの著作権料は、川田氏に入るのだろうか。もしそうだとすると、NHK職員くらいボロい商売はないなあ。自分の趣味に数十億円かけて映画化して、アガリはちゃっかりいただく。失敗しても責任を問われるわけじゃない。こりゃたまらん。
夢の涯てまでも(1991)
電通ソニーと共同で30億円。監督ヴィム・ヴェンダースが恋人を主演女優にして、ロケハンのために世界中を回ったらしい。これはおいしい仕事だ。離島や過疎の村のお婆ちゃんが、年金や、小さな畑から得られる乏しい収入から支払ったお金は、外国人監督の愛人との旅行に使われます。そういえば、NHKの不祥事ってほとんど愛人関連。愛人が自殺して問題になったり、愛人連れて仕事の名目で海外旅行に行ったり。NHKは愛人同伴旅行についてはずいぶん寛容な様子。

NHKスペシャルなんかで、他人事のようにバブル経済の崩壊特集をやってたりしたわけだが、どういう面の皮なのかな。自分たちこそバブルに乗って視聴者から「預かった」金をドブに捨ててたんだよな。

これらの作品が芸術的に高い評価を受けていればまだ言い訳ができるけど。ググってみるとだいたいわかります。