おおっぴらに差別できる対象のあると楽なんだろうな

中国や韓国では、日本、日本人はおおっぴらに差別してもいい対象なのだろうと思える。つまり、身分制度の中での被差別部落と同じような扱いなのだ。誰もが、共同で嘲笑することで、自分自身の不満の捌け口とし、また同じように差別をおこなう相手との連帯感を感じることができる。

これは、多くの映画でナチスドイツ兵が無条件の悪として描かれ、下っ端の兵隊であれ、ヒーローが殺しても、罪悪感を一切持たずに済むのとも似ている。下っ端の兵隊なんて、わけもわからず徴兵されて、親兄弟と別れて、命令されていやいや戦場に赴いているのだろうに。戦後の欧米ではナチスドイツ、中国や、朝鮮半島では、日本がその役割を背負ってきたのだろう。