仮面ライダー響鬼 もうダメぽ

このところ、週で一番楽しみにしていたドラマ仮面ライダー響鬼だが、もうだめっぽい。主題歌を歌う布施明を投入したのはいいが、話がもうめちゃくちゃ。登場人物の人格は破綻、話のつじつまが合ってない。プロデューサーや脚本家が変わるとここまで変わるもんだろうか。
アームドセーバーなんて武器が登場する。今までの武器がどこかに「和」のテイストを含んでいたのに、そんなの無視。「音撃」というこの番組の根本的なモチーフも関係ない。ネーミングといい、デザインといいやっつけ仕事のひどい出来。まあ、知能の低い子供にはあれでいいのかもね。おもちゃ売るのが目的の番組だから、仕方ない。

前回とか、今回みたいな調子だとつらいから、この先もこの調子なら見るのやめよう。
私は「仮面ライダー555」は面白かったと思っている。全部見た。「仮面ライダー剣」はひどかった。途中で観るのをやめちゃった。
すごく怒ってる人たちもいるけど、観るだけはタダだから文句を言う筋合いのものではないだろう。内容がよいと思って子供に見せてきて、おもちゃも買い与えてたような親なら、少しぐらい文句を言ってもよいと思うが、あくまで金を使うわけじゃない「大きなお友達」だから。

ただ、響鬼が面白かったから、本当にしばらくぶりに特撮の雑誌買ったりはしたんだけどね。特撮ニュータイプってーやつ。そういうのも今後はないな。
それから、デザイナーの知人に、この番組がすごく面白いってこないだ紹介したところなので、困ったなあと思ってる。

製作側に無理な注文つけることはやめて、本来どうなってたかを想像して楽しんだらいいんじゃないかな。

しかし、業界関係者にも今回の路線変更を嘆いている人が多いんだな。

吉田氏は続けて感想を書いている。
http://spi-net.jp/cgi-bin/inspi_diary/View.cgi?CT=sen&RN=00352&LP=1

幼児め!

って怒っているところが面白かった。
それまで1ヶ月に一回くらいしか書いてないのに、9月になって急に響鬼だけで二回書いているのが吉田氏の嘆きを表しているなあ。