下妻物語ざんまい

いやあ、はまっちゃったなあ。
Amazon に注文していた下妻物語と、続編の小説が届いたので、赤ん坊をおなかの上に乗っけたり、F1中国グランプリをちら観したり、ソファに座ったりしながら、読み続けた。

下妻物語―ヤンキーちゃんとロリータちゃん (小学館文庫)

下妻物語―ヤンキーちゃんとロリータちゃん (小学館文庫)

映画を観てから小説を読むので、どうしても、登場人物のイメージが深田恭子と、土屋アンナになってしまうが、自分自身の想像力であれ以上のビジュアルは思いつかないので、それはそれでいいよな。

小説単独でも結構いいと思う。

ただ、映画の脚本は見事だと思う。エッセンスを取り出して見事にまとめている。
必ずしも原作どおりじゃないところもあるんだけど、原作を損なっていない。
しゃべり場」や「たかの友梨シンデレラコンテスト」の部分なんて、映画独自の脚色だけど、見事だもんなあ。
詳しく解説したページがある。おもしろかった。
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/pro-shimotsuma.html

一作目でキャラが確立しているので、続編はそのキャラを使って遊んでいる感じかな。

でも最後はきっちりこの二人の青春物語に結末をつけてる。えらい。多分、今後、続編はないんだろう。そしてそれでいい。