レインメーカー

録画しておいた映画を観る。レインメーカー。つい最近、レンタルで借りてボーン・アイデンティティボーン・スプレマシーを観たところ。なんだか、マット・デイモンづいてる。保険金を不当に支払い停止にしていた生命保険会社と戦う新人弁護士の話だ。

まるっきり、明治安田生命そのもののなのがタイムリーだ。関係ないけど、私は就職して結構長い間明治生命の保険に入っていたが、結婚してやめた。よかった。

23時過ぎから私が観始めたところ、いったん寝床に入ったヨメが、授乳のためにソファーに座って観ていた。しばらくして和室に入って「お休み」って言ったので眠ったものと思っていたら、眠らずに最後まで声だけ聴いてたらしい。「法廷ものだから映像見なくてもわかった」って言ってた。両手に銃を持って撃ち合いをしていない映画にしては、たいへんな健闘だ。

レインメーカー [DVD]

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映画自体の出来は、どうかなあ、と思う。
有名な俳優が出まくりだし、脇役のキャラクターは魅力的。しかし、主人公があまりにいい子過ぎて、逆にパワーを失っている。
しかも、後から知ったがコッポラの作品だとのこと。採点が厳しくなってもしかたない。
これに較べると同じ法廷ものとしては、ポールニューマンの「評決」とか、それこそ「白い巨塔」の後半のほうがはるかによく出来ていて深い。

ただ、普通に見る分には十分おもしろい作品だから、それほど不満はないけれど。