C MAGAZINE 休刊(たぶん廃刊)

昼休み、いつものように定期購読している雑誌を売店で受け取って、C MAGAZINE の表紙を眺めて驚いた。休刊だって。

大学在学中、今の会社に内定をもらってから、自分の武器としてとりあえずプログラミングに関する知識をつけとこうと思って、ちょうど創刊された C MAGAZINE を購読しはじめた。それ以来一号も欠かさずに買い続け、ほぼ15年間。199冊。
はっきり言って、特に最近はほとんど読んでない。

しかし、コンピュータプログラミングの総合誌的な位置づけのこの雑誌がなくなってしまうことはショックだ。アスキーも最近めっきり薄くなり、週刊アスキーとの違いがわからなくなってきた。売れてないから広告が入らないんだろう。
まあ、アスキーの場合はアスキー社の看板雑誌だからなくなりはしないだろうけど。

初めてコンピュータをいじった高校生の時、読んでいたのは「マイコン BASIC マガジン」。略してベーマガ。それから「Oh!MZ」。後に「Oh!X」に変わるがしばらくして廃刊。これも最期を看取ったな。
「Oh!PC」も消えて行った。
「スーパーアスキー」も創刊号から最終号まで全部購読した。図解がきれいで、わくわくするような記事が多くて好きだったのだが。
「THE BASIC」は偏りのある記事が面白いような面白くないような。名前が「ザ・ベ」に変わったりしながらいつの間にかなくなってた。

最近は、コンピュータの可能性を感じさせるような記事が掲載された雑誌ではなく、具体的な新製品の情報や、実用的なTIPSが掲載されたような雑誌ばかりになってきた。それはそれでPCが日常生活の中に定着してきたってことではあるだろうが、少々寂しい。
まだまだコンピュータを使った大きな革新がありえると思うだけに、アスキーみたいな総合誌がもう少し元気を出してくれるとうれしいなあ。