飲酒運転幇助の罪はあっても借金苦自殺幇助の罪はない

自民党ありがとう。

と、高利貸し達がさらに献金を携えて喜び勇んでいるだろう今日この頃。

運転手に酒を飲ませた店を罪に問え、という話が盛り上がってる。実際摘発し始めたのかな。しかし、借金苦による自殺や自己破産の原因になる無理な借金をさせる高利貸しには、むしろグレーだった金利を法律的に明確に認めてやるというプレゼントをする与党の議員達。誰があんな法案作って認めたのかリストはないのかな。さすがに、後藤田議員なんかが委員会を辞任したりしたのかもしれんが、まあひどいもんだ。

高利貸しが返済能力のない人間に貸し付ける。返せないから自殺する。保険金は高利貸しが直接受け取る。高利貸しへの借金がある人間の自殺について保険会社は細かい審査をしない。場合によっては高利貸しが殺しちゃってるかも知れないけれど、はした金も返せない貧乏人が死んでも高利貸しや保険会社はOKなのだ。自民党のセンセイ方もだ。選挙の時にはあんなにバカを頼りにしてた割りに、いざとなったら高利貸しに殺させてしらんぷり。さすが土建暴力団政党だ。保険会社は高利貸しに対して投資してるから結託して保険金を払っちゃう。保険会社は損なんてしない。だって保険金は、多くのひとから集めた金だからだ。本来保険の加入者に払うべき金の一部を自分達が投資している高利貸しに合法的(笑)に流せるんだから保険会社もうれしくて涙ちょちょ切れるわけだ。まあ保険会社なんて、ダイエット業界やカツラ業界やデオドラント業界同様不安かきたて型の脅迫産業だからなあ。まともな理由だと難癖つけて保険金払わないし。

さて、自殺を免れた高利貸しの餌食は自己破産する。まあ、それまでに高利貸しは可能な限り搾り取る。たいてい元本以上に搾り取っておく。破産者のツケは誰が払うか。自己破産した人々の中にもまともに働く人もいる。生活を立て直す人もいる。しかし、多くは生活が破綻して最終的に生活保護の厄介になる。もしくは犯罪を犯してしまう。強盗の6割は多重債務者らしい。結局、市民の税金や血で、自分達の後始末をさせるのだ。すばらしい高利貸し。治安が悪化し、正式の所得を得られない市民が増えることによる健全な市場経済の破綻。すべてのツケは子供や孫の代にまわす。すばらしい亡国政党自民党。そしてその支援者達。おめでとう。君達の計画通りに日本はなってるぞ。

そうやって設けた金が、メディアと政治家、主に自民党に流れる。だからメディアは表立って批判しない。自民党はもちろんすばらしい(もちろん高利貸しにとってね)法律を使って援護射撃する。仲良きことはよきことかな。

すばらしき日本国家。
貧乏人や馬鹿から最後の金をむしりとり、高利貸しやテレビ局の連中や、もちろん政治屋が贅沢を楽しめる国。日本万歳。
わずかな金でも集めれば大きな金額になる。小さな力が集まって大きな力になることはないが、金は集まれば単純に大きな金になる。

最近は自己破産者に対して再度意図的に貸付をしてくれる高利貸しも誕生している。いったん自己破産して借金の棒引きをしてもらうと、数年間はもう免除の権利がなくなる。つまり、自己破産さえできなくなる。おめでとう。保険金をかけて死ぬ準備ができたよ。チワワやグラビアアイドルの夢でも見ながら首つってください。そんな国に生まれてよかったねえ。