ツタヤの半額キャンペーンに乗じて、旧作の中から選ぶ。無駄な台詞を省いた脚本はよくできていると思う。誰にも信じてもらえない→自分自身も信じられなくなってくる、フィリップ・K・ディック的な不安感はたっぷり味わうことができる。そういう意味で、決して駄作ではないのだが。
いろんなサイトでコメントされているとおり、プロットにムリがありすぎ。その居心地の悪さのために、映画最後に用意されたカタルシスがカタルシスにならない。惜しい。
- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2006/05/24
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