新聞が買われなくなったのは、ゴキブリが減ったからでは?

【新聞危機】新聞を読まなくなった日本人…今や30代で読んでいるのは30%にも満たない
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/933882.html

確かに、日本の新聞はどれを読んでも8割がた官報の丸写しであって、まともな取材をしてない。特に政治経済、社会面。記事の内容についてもレベルが低くって、事実の前後関係や環境を的確にサマリーしている例も少なく、そのときそのときの断片的な情報を垂れ流すだけのものだ。社説では、右も左も含めてずいぶんと個性的な意見も発表されるが、ためになるものはないと断言できる。私が普段読んでいるニューズウィーク紙のようなクオリティペーパーだと事情は変わってくるが...。(すいません。うそです。英語の新聞なんて読めません。)

ただ、だからといって新聞を買わなくてよいわけはないのである。
新聞は買うべきだ。スーパーの広告だって入ってるし、そもそもいろいろ包める。引越しの時に世話になったはずだ。習字するときに下に敷くことだってできる。寒いときは着て寝ることもできる。とても暖かい。
しかし、もっとも役に立つことが実感できるのは、なんといっても硬く丸めてゴキブリを叩くときだ。ほかに丸めてゴキブリを叩くことができるものがあるだろうか。不幸なことに遥洋子の書いた本を購入していたら、それを丸めて使えそうな気がする。しかし、一般の人は遥洋子の書いた本なんて持っていないし、万が一持っていても、すぐに手に取れる場所に置いておくようなことはしないはずだ。だからこそ、新聞だ。新聞は丸めてゴキブリを叩く為の難しい条件をすべてクリアしているのだ。第一に重要な情報が掲載されている確率が大変低いので惜しくないこと。絶妙のサイズ。小さすぎるとゴキブリに手が近づきすぎて気持ち悪く、大きすぎるとゴキブリに命中させるのが難しくなる。そしてあの柔軟性。あまり堅いものだとひっぱたいたときに、ゴキブリ以外の家具や床を傷つけちゃうし。

つまり、新聞社はもっとゴキブリが活躍する社会にするべきなのだ。そうすれば、皆が新聞の大事さに気づき(大事だったらそれでゴキブリ叩かないかもしれないが)、ありがたさを感じることになるだろう。我が家ではもうゴキブリを何年も観ていないが、そんな家庭が増えてしまうと新聞の地位はこれまで以上に低下してしまうだろう。ゴキブリを叩いたり、瀬戸物を包んで引越しできるように新聞にはがんばってもらわなくてはならない。だから、ぜひゴキブリを養殖して日本全土に放ってください。がんばれ新聞。