IE7 のページ拡大機能は使い物にならないのでは?

ようやく IE7 をインストールしてみた。

もともと Opera には、ウェブのページ全体を拡大縮小する便利な機能があった。
IE7 で似たような機能が搭載されたようなので試してみたら、少なくとも初期設定では使い物にならない。

倍率180%で、Yahoo Japan のトップページを表示させると、かろうじてトップページでは破綻してないが。

ニュース記事を読もうとするとこの惨状である。

Opera だと次のようになる。


なぜこのような違いが生じるのか。
Opera はフォントや画像は180%に拡大しているが、ウインドウ幅に沿った折り返し処理はおこなっている。たぶん、IE7では何も考えず、縦横を無条件で画像イメージで180%に拡大しているということなんだろう。しかし、そんな機能がほとんど役に立たないのは少し使ってみればわかるのではないか。
私はマイクロソフトがそれほど嫌いではないが、期待できそうな機能の実装があまりにひどくて、失望させられることが多いのは確かだ。しかし、いったいどういう料簡でこんな風にしたんだろう。Opera 型の処理に関してパテントが発生してるとか、何らかの都合があるのだろうか。