DVD-R にHD映像を録画する方式には二つあるのだが

テレビ出演の多い森永卓郎氏が次のような提案を行っている。

http://blog.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/166944

HD-DVDから撤退した東芝のレコーダーであっても、DVD-R にHD映像を保存できる機能は素晴らしい。HD-DVD が付いていない機種を安く出したら売れるだろう!」といった主張だ。
しかし、残念ながらこれは間違った認識だろう。

2時間弱のHD映像をDVD-Rに保存できる規格は今のところ二つある。ひとつは東芝の HDRecという規格。もう一つはAVCRECという規格だ。松下はブルーレイディスクAVCRECの機能が一緒になった機種を15万円以上の価格で、AVCRECの機能だけの機種を6万円程度から用意している。
私が買ったのはまさに後者で、DMR-XW300という機種だ。500GBのハードディスクと、DVD-Video再生機能と、AVCRECによるDVD-Rへのダビングが可能になる。

東芝は下手をするとレコーダー事業から撤退する可能性があるので、HDRec規格のレコーダーはもう発売されない可能性がある。これは録画媒体としてとても大きなリスクだ。
ここに飛び込むのはかなりまずい選択だと思う。