一時的に共産主義国にしてみたら

Blu-ray補償金に関して、権利者団体がJEITAに反論
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090224_42923.html

こういう記事を見ていると、うんざりする。
結局、皆が自分に入る金を極大化しようという思惑のみで動けば、妥協点なんてあるわけがない。

最近は資本主義も行き過ぎたことだし(笑)、いっそのこと一時的にでも日本を共産主義国にして、日本人(厚生省除く)お得意の無駄に精密な計算能力で、不公平なぐらい公平に国全体で生み出される価値を分配してみてはどうか。

よくわかってないけど、GDPを人口で割ったらいいのかな。

いや、統計局のサイトの以下のページの「国内総生産」の欄からダウンロードできるEXCELファイルを見ると、なんとなく雇用者報酬という欄のほうが適切そうに見える。たしかに、生産した価値を全部個人の消費に回したら、設備投資などかできないのかもしれない。
http://www.stat.go.jp/data/getujidb/index.htm

そこで、分子は雇用者報酬にする。

2007年の2,646,704億円を使う。265兆円くらいだ。

さらに日本の人口は12,777万人を使う。これは2009年2月1日時点の人口を推定したもののようだ。
不法入国者やら、在日外国人がいるによ、そもそも適当な計算だ。考えない。

265兆円を12,777万人で割ると、もしかすると一人当たりの思い切り平均の年収が出るのではないか。
派遣社員、政治家、スポーツ選手、芸能人、テレビ局員みんなおなじ年収を問答無用でもらえることにしてはどうか。
いや、人口で割ってるんだから、生まれたばかりの赤ん坊も、引きこもりもみんなおなじだけ国が給料を払ってくれる。

いくらだろう。

2,071,460円だ。

一人207万円 / 年だ。

世帯別に見れば、我が家は三人家族なので、この3倍もらえるから621万円だ。
なんとか生活できないことはなさそうだ。しかし、我が家は夫婦共働きだ。仕事がなくてももらえるなら、会社なんか好きこんでいかないなあ。
そうか、そうやってみんながサボって北朝鮮みたいになるんだ。ふむふむ。

やはり私利私欲むき出しで、他人と戦って少しでも自分のパイを大きくする、ということ以外に、人間社会を活性化する方法ってないのだろうか。

...ないのかなあ。