暴力脱獄


以前町山智浩氏が「ストリーム」のコーナーで絶賛していた作品なので、ポール・ニューマンの「暴力脱獄」を観る。最近避けていたスタンダードサイズの放送だったのだが、観る価値のある作品だった。
ラストシーン、カメラが徐々に上空に昇り、囚人たちが作業をする十字路が十字架のように見える。そこに、破かれた跡が十字になったポール・ニューマン演ずるルークの写真が重なる。

ロバート・ゼメキス監督がしのばせるこの手の暗喩は、もう少しキリスト教色が強いが、類似性を感じる。

改めて、PCの中に保存してあるポッドキャストから、該当の回(2008年9月30日)を引っ張り出して聴いてみた。