ハンガリーGP 予選

パンターノのアウトラップが非常にゆっくりだった。タイヤを慎重に暖めたのか。同じジョーダンのハイドフェルドも同じようにゆっくりしたアウトラップ。
パニスのマシンは高速コーナーでのステアリング修正が非常に多い。空力が改善されたはずだが運転しにくそうだ。パニスはセクター2で大きくタイムをロスした。

トゥルーリの走行中にセクター2のカメラに水滴らしきものがついている。まさかここで雨が降り出すのか、と思われたが結局予選終了まで雨らしい雨は降らず。
佐藤琢磨はセクター2の最後でタイヤをダートに落としたがバトンよりわずかに速いタイムでラップを刻み、16台走って1位。最終的にフェラーリ2台に続く3位を獲得した。しかし2セクター最後のミスがなければ少なくともバリチェロはどうにかなった可能性が高かったのでは…。
前予選で好調だったザウバーフィジケラは作戦を変えたのかじっくり走って最終的に8番手に入る。
マッサは予選を棄権。ピットスタートだと思われる。

フェラーリは別次元。とにかく、今年はブリヂストンが去年の惨敗を取り返すために必死で対策してきたことがはっきりする結果。昨年の弱点であった第2セクターのタイムが大幅に改善されている。あるいはそれがザウバーなどにまでいい影響を与えたかもしれない。