雨が嫌いだ

雨が降ると会社に行きたくない。いや、ほぼいつも行きたくないといえば行きたくないのだが、雨が降るともうとにかく行きたくない。家から出たくない。
別にチェルノブイリ原発事故の放射能が混ざった黒い雨なんじゃないかと疑っているわけではないのだが、とにかく雨が嫌いだ。

だから、今朝は悩んだ。普通に傘を差して歩いて会社に行けば、先日のように会社にいる間中湿った革靴で過ごさねばならない。ズボンは足にまとわりついてべちゃべちゃである。
そこで、革靴を袋に入れて手に持ち、スニーカーを履いて、出かけることにした。さらに、割り切ってタクシーに乗ることにした。歩いて15分弱なので、タクシーならすぐだ。大きな交差点ひとつ分だし。

交差点でタクシーを捕まえたが、行き先をいうと運転手は機嫌が悪くなった。ワンメーターだからかもしれないが、ワンメーターでも空で走るよりはいいんじゃないかと思ってムッとする。
とにかく会社の前まで乗った。大阪でこんなに不愉快なタクシー運転手にあったことはない。珍しい。

ただ、大枚をはたいただけあって、足もズボンもぬれず快適だった。タクシーを使ったことは正解。
まあ、最近残業をしているから、こういうことができるのだが。