デブの国ノッポの国

子供の頃に読んだ本をAmazonで取り寄せて再読してみた。絵がほぼ全ページに入っていて読みやすい。私が読んだのは30年以上昔で、たしか小学館の児童文学全集だったと思う。正直言うそちらの絵のほうが精細ですてきだったと思う。

二つの国は、間にある島の呼び名をめぐって戦争をはじめる。たくさんの犠牲者を出す。「デブノッポ島」「ノッポデブ島」のどちらにするかで人が大勢死ぬのだ。あくまでお話だから、ばかばかしくって笑いながら読んでいたが、島の名前で諍いを起こすなんて、私が住んでる国でもやってることのような気がした。ま、名前だけじゃないけどね。

デブの国ノッポの国 (子どものための世界文学の森 18)

デブの国ノッポの国 (子どものための世界文学の森 18)