鳥羽へ旅行

今週一週間休みだったのだが、何も予定がなかった。ヨメが一生懸命考え、急遽、鳥羽への旅行を計画してくれた。実は、夏季休暇明けに、会社に出勤して知り合いどうしのお土産交換するときに、自分だけお土産がないと恥ずかしいというのが、最大の動機らしい。娘もたぶん喜ぶし、おいしい魚介類が食べられそうなので、私もそれなりに楽しみにして朝早くからでかけた。

バスで上本町まで。近鉄電車で鳥羽まで。意外とすぐ着いた。デラックスシートというのに乗った。我々は大人二人分を買って、娘を膝に乗せた。ゆったりしたシートなので十分に思えた。しかし、我々の後ろの席の親子連れは、子供の分も席を買っていた。ぐぐぐ。負けた。

車内でおにぎりを食べたので、昼食はスキップ。宿に荷物を置いて鳥羽水族館へ。ペリカンとペンギンのウォーキングを間近で観る。娘も喜んでいたようだ。しばらく館内をぶらついた後、アシカのショーを観る。冷房のない会場はかなり暑かった。会場で、会社関連の人に遭って驚く。あちらも家族連れだった。ムスメがうまいこと眠ったので、ベビーカーに寝かせたままミキモト真珠島に渡ってみる。

博物館をぶらぶらしてから海女による貝漁の様子を見てから売店でぶらぶら。ヨメは真珠を買わなかった。欲しくないのか、金を使わないように辛抱してくれてるのかどちらか不明だ。私は宝石というものについて、欲しがる気持ちも含めて全く存在を理解できない。それを明言しているので気を使っているのかもしれない。理解できないことを否定はしないから、買いたかったら買ったらいいのに、と思うのだが。ミキモト真珠島へベビーカーを持ち込むのは少し面倒だ。本土との間の橋には上りのエスカレーターはあるが、下りは階段しかないからだ。

15時頃にはそろそろ体力がきつくなってきたので、そのまま宿へ向かう。途中にある赤福の鳥羽店によってかき氷を食べる。予想通り食べようとすると娘が目を覚ました。ただ、赤福氷の抹茶は口に合わないらしく、結局かき氷は食べなかった。赤福の店も冷房がなく、待っている間は本当に暑くて辛かったが食べた後は若干すっきりした。宿は海月という旅館だ。特にヨメにとっては定宿になっている宿だ。18時に夕食ということにして、とりあえず風呂に交代して入る。娘と遊びながら、持ってきた「クオーレ」を読む。食事は二階の広間だった。

【献立】

  • あわびせんべい、穴子炭火焼き
  • 鯛とあわびつくり
  • お吸い物、ふたもの、小鉢
  • 鯛あわびのフライ、あわび粥、
  • 鯛焼き

ビールは二本でおしまい。

20:30から5分くらいの花火の打ち上げがあるとのことだったので、海辺のデッキへ向かう。20人くらいの人がデッキに集まっていた。ミキモト真珠島の奥あたりで打ち上げ花火が上がった。
部屋に戻って「ホーンテッドマンション」をテレビで観るが、もう限界。家族全員30分くらいでノックアウト。眠りに落ちる。

「海月」の部屋のエアコンは年代物の東芝製で「急速」「強」「弱」「止」の四つの選択肢しかない。音も静かではない。夜中に目が覚めた。次に行く時には新しいものになっていることを希望するけど、旅館でエアコンを入れ替えようとすると、相当予算が必要になりそう。40室あったら、一部屋5万円のエアコンをつけても200万円だ。省エネ効果もあると思うが、さてどうなんだろう。