Vista上の Outlook 2007でメールを送信しようとすると FaxExtension のエラーが

そういえば、もうひとつ。
Outlook 2007で、メールを送信しようとすると、最初の一回だけ、次のようなメッセージが表示される。

アドイン "FaxExtension" (C:\Windows\System32\fxsext32.dll) は Outlook で読み込むことができず、無効化されました。製造元から最新版のアドインを入手してください。最新版がない場合は、アドインをアンインストールしてください。

「FaxExtension 無効化」でググってみたが日本語の情報はないようだ。「FaxExtension」だけで検索すると、いきなりそれらしい英語のサイトがヒットする。その中の一つ http://www.ureader.com/message/33301050.aspx を読んでいると、識者が次のアドバイスをしている。Outlook のフォルダ内の extend.dat を消したらいいよ、と。消しちゃって大丈夫かどうかわからないが、コントロールパネル(クラッシック表示)のフォルダオプションで、隠しファイルも全部見えるようにしてから、探ってみると次のフォルダで発見した。

C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Microsoft\Outlook

削除せずにとりあえず名前を変更して extend.dat.backup にしてみる。あれれ、FaxExtensionのエラーは出続けるが、Google Desktop Searchの方のエラーは止まった。今度は、レジストリを試そう。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Exchange\Client\Extensions

ここに FaxExtension のレジストリキーがあったので、消してみた。でも、効果がない。再起動してみたりもしたが変化なし。困って、Outlookのメニューをさまよっていたら、発見した。「ツール - セキュリティセンター」で、「アドイン」を選択し、画面一番下の「管理」を「Exchange拡張機能」にして「設定」ボタンを押す。すると、Exchangeの拡張機能の一覧が表示されるので、そこでチェックを外せばいいのだ。

たどり着くまで1時間かかった。

ちなみに、探しまくったけどみつからなかった FAXEXT.DLLだが、ある場所がわかった。WindowsのSystem32ディレクトリなんかじゃなく、次の場所にあった。

C:\Program Files\Microsoft Office\Office12\ADDINS